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「コロナ」今後どうなるのか

 いまだに日本、そして世界を苦しめ続けているコロナ。日本でもそして他の国でも国民は「自粛」に我慢できなくなり、経済の面からみても人の流れをこれ以上止めておくのは難しくなり、どんどん緩み始めている。残念ながらこの流れはもう止められないだろう。そして、今は増え続ける患者に対応し懸命に治療してきている医師や看護師も身が持たなくなり、疲れて、そしてバカバカしくなるだろう。どんなに治療して直してあげても毎日新たな患者がどんどん発生し、聞いてみれば、「宴会やっちゃったあ」「やあ、キャバクラで女の子と遊んでたらね、かかっちゃったあ~」「俺らホストはね、生活かかってるッスから(一晩で10万円稼げるおいしいこの商売ーやめるワケないっしょ)」。
 かなり気を付けて自粛していたが(感染)うつされてしまったのならともかく、「やっぱり楽しくやらないとね。」「自分は体が丈夫だから大丈夫。」―最近はいろいろと理屈を付けては自分を正当化して遊び始めている連中が感染してしまっている場合が多い。そのツケを、尻拭(ぬぐ)いをなぜ我々医療従事者だけがやらねばならないのか。-というバカバカしさ。疲れたので「まあ、適当にやって(治療して)おけや」-たぶん、次第にこんな流れになっていくんだろうなと。

 

総理周辺も経済優先
 最近は、あまりやる気がなくなったのか、菅官房長官や西村大臣等に任せきり。まあ、あまり関心が無いのも無理はない。この人たちは「貴族階級」。病院の待合室で2時間も3時間も待つ―なんて事は経験したことがない。自分や家族に何かあれば懇意の有名医師に連絡し、裏口からすぐ診察を受けることができる。PCR検査だっていつでも何回でも自由に受けられる。検査の順番をイライラしながら待っているーなどという庶民の苦労は必要ないのだ。そして、万一感染した場合にはすぐに有名大学病院に入院。ただちに万一を考えた手厚い看護が始められ、その結果この特権階級の人達が重症化する率は極めて低いーと思われる。

 

遺伝子が不安定なので突然変異しやすい
ヒトの遺伝子のように二重螺旋(らせん)の遺伝子の場合は、安定しているそうだが、コロナは一重螺旋(らせん)のため「不安定 → 変異しやすいー」という特質を持つ。 

 つい最近もマレーシアで感染力が10倍に変異したコロナウィルス株が発見された。毒性についても今のうちは丈夫な人は無症状で済むような「中」程度のレベルですが、とにかく遺伝子が不安定なので途上国のスラム街などで突然強毒化した株が現れ、世界中に広がってしまう―というような事態も十分あり得ます。

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  いろいろな人とこれからの「行く末」の話してゆくと、各国ともコロナ対策に既に多くの国家予算をつぎ込んでしまっているのでこれ以上国家予算を大きく使えない、そして十分な補償ができなくなるから居酒屋や夜の接待の店も稼ぎを得るために開けてしまう―という流れにならざるを得ない。というわけで、これからはどうしても経済優先の展開になってゆくことが予想される。結局、「丈夫な人だけが生き残ってゆくのだろうな。」とーつまりコロナ後の世界は「人の選抜」になるであろう―と予想している次第である。

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