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コロナウィルス・まとめ(最近の情勢)

 中国は終息状況だが、今度はヨーロッパ、アメリカなど、世界中で拡大傾向だ。中国共産党は「(徹底した隔離で世界に蔓延(まんえん)する時間を稼いだので)世界は中国に感謝しなければならない。」などと言っているが、患者が多くなりすぎてもはや隠しきれなくなり、やっと最高責任者である主席が本腰を入れて対策を始めたーというのが実態。

 まだ出始め(初期)にごく少数である患者を隔離し手当すれば武漢の中のほんの一部地域だけで済んだはずが、習主席の指示があるまで全く動かない地方幹部、告発があれば取り締まり、そして「立派な中国が伝染病など発生するわけがない。何も起きていない。」と見栄を張りたい指導部ーが無視、放置し続けた結果、起きた「人災」的な側面が強い。

   武漢に2カ所ある国立細菌研究センターのどちらかーから漏れたという話もある。ここでは遺伝子組み換えでウィルスの改良(改悪)も行っていたらしい(細菌兵器として開発)。ところが、過去に起きた中国新幹線の大事故や「突然建物が崩れた」などの記事を見ればわかるように、中国の製品と言うのは建物を含めておよそ品質的に疑問符「?」が付く。建物やウィルスを入れている容器などが不完全だったーという可能性は十分にある。または、ある研究者が菌が付着したまま外へ出てしまったーということも考えられる。そして、もし漏れたとすれば、担当の科学者は絶対秘密にしておくだろう。たとえチームのトップが知ったとしてもチーム全員で完全に隠蔽(いんぺい)するだろう。なぜなら、担当の科学者および上司は間違いなく「死刑」になるからだ。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71310

https://tocana.jp/2020/04/post_152859_entry.html

 

 さて、下記グラフはそれぞれの国で最初に患者数が30人を超えてからの日ごとの新規患者数のグラフだ。上昇カーブが急なほど拡大が速いことを意味する。それから見ると、イタリアなどヨーロッパ、アメリカなどで依然として毎日多くの患者が発生していることがわかる。韓国も新興宗教の千人規模の礼拝で一時2,3日のうちに大幅に増加したが、その後はスマホを使った巧妙な対策などが功を奏して、新規患者数の大幅な減少に成功している。日本は主に「集団感染つぶし」でずっと何とか持ちこたえていたが、とうとう都市部の夜の接待クラブ、居酒屋からどんどん感染が広がってきた。

         (このグラフは拡大が可能)

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  ↑ 新規患者数(指数関数目盛りーこうしないとカーブがきつすぎて表示不可能となるそうだ)

 

現在の分布状況(クリックgisanddata.maps.arcgis.com

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アメリ

 もともとトランプ大統領以下「楽天的な性格」な人々が多い国。中国やイタリアの悲惨な状況を「遠い国の出来事」としてただ傍観(ぼうかん)しており、何の対策もしてこなかったツケが一気にやってきた。今や患者数は中国を抜いて「世界1位」となってしまった。爆発的な感染が起きてしまった後で、あわてて「都市封鎖」や「緊急医療体制」を構築しようとしているが、感染者の増加を止められていない。

 この国は日本のような「国民皆保険」制度がなく(オバマ大統領が一生懸命作ろうとしたが大手保険会社の抵抗に会って実現しなかった)、貧しい移民層はコロナに感染しても病院に行くお金が無い。しかし、家族は見捨てるわけにもいかず、自宅で看病し続けるが、今度は自分たちも感染してしまう。そして狭く密集している隣近所にどんどん感染が広がってゆく。かくしてこのようなスラム街は「ウィルスの巣」となっている。

 

イタリア、スペイン

 財政緊縮で普段でも医院、医者の数が不足の状態のところにコロナ患者が押し寄せ、もはや隔離する部屋もベットも無い状態だそうだ。そして「患者の選別」が始まっているという。つまり、部屋も医療器具も薬も全く足りていないので、「治る見込みのある患者」「比較的若い患者」に薬や人工呼吸器などの器具、そして治療を集中する。そして見捨てられた年寄りで容態の悪い患者は「ただ死を待つだけ(次第に死んでゆく)」なのだという。こうゆうやり方を「戦時(戦争中の)医療」と言うのだそうだ。

 北部の老人介護施設は代表的な「見捨てられた施設」で、数多くの患者が発生しているにもかかわらず、病院へはほとんど搬送されない(受け入れてもらえない)。介護者用のマスクでさえあまり配給されないため治療どころか日常の介護さえも難しくなっている。軍がいくつかの介護施設を訪ねたところ、介護者はすでに施設を放棄し逃げ出した後であり、後には既に死亡した遺体と息も絶え絶えでベットに横たわっている老人たちが発見されたーとのこと。(マスクさえももう支給されないので、介護者は感染を恐れて逃げざるを得なかった)

 

イラン

 イスラム教の中心国家のため、体を寄せ合っての「集団でのお祈り」は欠かせない(これが毎日、5,6回ずつ)。また、司祭はたびたびイスラム寺院へ集まることを強要する。「信仰が深いほど神のご加護が強くなる。神の力はウィルスを打ち倒す。」のだそうだ。また、寺院には「聖なる柱」というものがあって信者はみなこの柱を順番に触わる。つまり、100人のうち1人でも感染者がいれば、聖なる柱にウィルスが付着し、後に待つ人の手にもーというわけだ。

 

 もはや世界中のあらゆる国が国境を閉ざした鎖国の状態。そして、もし出入国できたとしてもそれぞれの国で14日間(トータルで28日間)の隔離期間を指定されたホテル(自費)で過ごさなければならないーのでビジネスでの移動でさえも相当厳しい。

 

 

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