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外国とテレビ電話(オンライン英会話)その6

 レッスン回数も1500回を超えて、受けた講師の数も400人以上となった。そして、このところ800レッスンほどは、全てフリートーク(Free conversation)にしており、講師もこちらも自由に会話を展開できるため、講師の性格が表に出やすい。
 僕の感想から言えば、講師は実にいろいろ様々(バラエティに富んでいる)という感じ。文法の細かーいところまでうるさい講師もいれば、文法なんてほとんど気にしない講師もいる(僕の場合は「通じればそれでいい」という考えなので、もっぱら後者系の講師を指名している)。また、何かというと政治経済の方面へ話題を振ってくる講師(インテリ系)がいるかと思えば、お天気や季節の話題など日常会話中心の講師もいる。「私は先生よ。」と難しい顔で上から目線の講師もいれば、「ハーィ、お元気ですか?」とまったくフレンドリーな講師もいる。
 この講師数が多く、かつバラエティに富んでいるーという点はNC(Native Camp)の良い所ではないだろうか-と僕は思っている。というのは、まずとりあえず1度はレッスンを受けてみる。そして、自分に合えば「お気に入り」に登録する。逆に、「この講師にはもう二度と会いたくない。」と思えば自分のPCの講師リスト表に出てないように(表示されないように)非表示に設定することができる。それだけだ。(何回かレッスンしているうちに、次第に合わなくなってくる講師も出てくるが、その場合は「お気に入り」を外せば良い)。こうして最後には、「自分に合う講師だけを数多く確保」できる。
 日本で語学学校へ通う場合だとこうはいかない。講師としての「英語の実力レベル」はある程度予想できても講師の考え方や性格などは事前に把握するのはほぼ不可能だ。受講し始めてから、「この先生とは合わないなあ。」とわかっても途中で止めてしまえば前払いで払い込んだ講座料が無駄になるだけだ。結局、合わない講師と残り6回レッスンとかを付き合う羽目になる。これが都市部以外だともっと大変になる。そもそも英会話教室の数そのものが少なく、自分の都合の良い時間や料金などを考えていくとほとんど選択する余地はなくなる。

 

コロナの影響
 現在フィリピンでは外出は禁止されている(買い物、通院などどうしても必要な時だけ、最小限の人数での外出はなんとか許されている)。NCのオフィスはセブ島の「マンダウエ市(Mandaue)セブ市の隣り」にあるのだが、コロナの影響を受けてオフィス講師の数は「-80%の減少」となっている。NCのある3Fのオフィスには2部屋あって、通常は1部屋に150人ほどの講師が勤務しているのだが、現在は20%以下だそうだ。つまり、今は「隣の講師は結構離れて座っていてスカスカの状態」。封鎖以降、NCはシャトルバスの運航を開始しているが、隣の市との境には検問があり、特別な許可証のある人以外は通過できないようになっている。そのため現在は市内在住の講師しかオフィスに来れない。また、政府からのお達しで「人との間を空けるように(Social distance)」なので、それもあり、現在オフィス講師の数は極端に少なくなっている。

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 そのため、在宅講師の数が大幅に増加した。新規の在宅講師が数多く採用されたほか、元はオフィス講師だが通勤できなくなった講師は在宅からのレッスンに切り替えている。しかし、インターネット契約を持っていない講師、持っていても郊外や田舎に居住で通信状況が悪い環境の講師も数多くいて、その結果、レッスン内容が良く、しかも通信環境も良いーという講師に指名が集中している。生徒による「奪い合い」のような状況である(1レッスンに付き200円の追加料金が発生する「予約レッスン」でさえも1週間先まで全部埋まっているーという講師も数多い)。

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2020/6/3 NCオフィスのあるセブ島についてはロックダウン(都市封鎖)が5月末で終わり、6/1からかなりの講師が復帰したそうだ。とりあえずは50%のCubicleが埋まったという(つまり、現在講師は1つおきのCubicleに座っていることになる)。社会的な距離を取るーということだ。

 元々はオフィス勤務なのに、復帰せず依然として自宅からのレッスンを続けている講師もいる。コロナが怖いそうだ。「患者が多く発生している地区から来ている講師もいますから。」とのことだ。ーあきらかにオフィス内感染を恐れている。日本より日々の新規患者数が多く、また病院の数もかなり不足しているこの国ではコロナに感染することは「死」が間近になることのようだ。

 それにしてもここ2,3日の通信環境は悪いな(不安定だ)。この島の多くの企業が業務復活して回線が混み始めたーのかもしれない。

 

過去トピック(その1~4)は下記操作(画面左上の「カツくんのつれづれ日記」をクリック)で見つけられます。

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