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コロナ後の「新しい生活スタイル」についてー提案

 日本ではようやくコロナが沈静化し、いろいろな規制が解除され始めてきた。しかし、以前のような混雑した会場や公共交通機関の車内などはもう許されないだろう。しかし、どうしても「密」になりやすいのが、通勤時間帯の公共交通機関(電車、バス)、そして休日の行楽地だ。

 そこで提案なのだが、有給休暇を「時間単位」で取れるようにしてはどうか。今のところ、ほとんどの企業が”有給休暇は1日ごと“であるため、朝ちょっとの用事があっても有給は1日取らねばならない。時間単位の有給休暇制度であれば、朝2時間だけ有給を取り、残りの6時間は働ける。これは労働者、企業にとっても”有益”と思われる。

 この「時間単位の有給休暇」制度、実は一部の官公庁では既に実施されている。内容はー有給休暇1日を8時間に分ける。これを、時間ごとに分割して取得できるようにする。こうすると、子供の保育園への送迎(朝、夕)、出勤前の午前中に医療機関で診察を受けるーといったようなことが可能になる。そして、現在は平日の早朝に出勤が集中しているのが少し分散されるようになる。また、金曜日の午後に有給を取れるようになると、昼食を食べる前の12時に帰り始められるので、電車などの移動中におにぎりやサンドイットなどで少し昼食を取りながら2時過ぎには帰宅し、すぐ家族で出発すれば目的地のホテルに金曜日夜に宿泊できる―ということも目的地によっては可能になってくる(テレワークを導入できる会社なら、金曜日をテレワーク日にすれば、もっと早く出かけられる)。子供が夏休みなど長期の休暇中の場合は特に利用が増えると思われるので旅行者、そして宿泊施設にとっても金曜の夜に宿泊者数が増えるので双方にとってかなり有益だ。

 高速道路、新幹線も土日に集中していたのが、金曜日の午後から―というように少し分散される。また、行楽地は従来、「土曜日の午後~日曜日の午前」が混雑時間帯だが、これが「土曜日の午前から」と半日分広がるのでこれまた混雑の分散につながる。

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