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北海道へ行ってきました(全行程1700km)前編

 この7月下旬から8月1日にかけて、北海道(道北エリア)を回ってきました。いろいろな経験をしましたので、皆さんのご参考にちょっと書いてみることにしました。

 

船にするか、飛行機か、または新幹線か

 最初は茨城県大洗からフェリーが出ているのでそれで行こうかと思いましたが、ネットで三井商船のホームページへ行ってみると既に満席でした。なので、別の方法を探すことになりました。すると、「新潟港からも小樽へフェリーが出ている」ことがわかりましたが、あいにく出航時間が「12:00」なので、朝早く家を出ても間に合わない可能性がある-ということでこれも没(ボツ)。

 残りは飛行機か、新幹線しかありません。飛行機ならば羽田―旭川空港間が1時間40分。非常に魅力的でしたが、母親の「落ちたら困る。」の一言であえなく撃沈…( 一一)。

 というわけで、東京から東北新幹線で北海道の玄関口函館北斗駅へ-のルートで決定-となりました。

 

一番安くいく方法は「駅レンタカー

 過去にも書きましたが、降りた駅でレンタカーを利用するつもりなら「駅レンタカー」です。理由は乗車料金が20%割引、特急料金が10%割引-となるからです。特に今回のように自宅を出てから東京経由で片道5時間も列車に乗るロング行程。家族それぞれに割引料金が適用されますから、一人につき往復で15,000円はオトクとなります。

 

日本一速い新幹線なのではないか

 東京駅で8:20発の「はやぶさ5号」に乗車。函館北斗駅には12:20に着くという。所要時間は約4時間。乗ってみると非常に速い。東海道新幹線の最速列車「のぞみ」よりも速い気がする。ちなみに仙台へは2時間で着いてしまう。

 

函館北斗駅では「さわやかな風」が-

 新青森駅を出ると、まもなく青函トンネルへ入る。海面から140mの地点を通過するのだそうだ。所要時間は20分。アナウンスによると、測量調査開始から完成までに40年かかったという。あの広い、荒そうな津軽海峡を海底トンネルで繋(つない)でしまうなんて、やはり日本はすごい技術大国なんだと思った。そしてそうこうしているうちに列車は間もなく終着駅の函館北斗駅へ到着。

 駅を出ると-おっ、さわやかな風が-お出迎え。本州のモワッとした真夏の風とはまるで違う。秋の初めの頃のようなさっぱりとした風だ。やはりここは津軽海峡を隔てた別の土地、別の気候であるように感じた。

 

ここから道北地域を回る

 函館北斗駅近くの「駅レンタカー営業所」でレンタカーを借りる。車種は日産ノートだ。この車はコンパクトカーなのに運転しやすい。居住エリアは十分広いし、何よりブレーキペダルの位置が昔の車のように「やや右寄り」のため長距離運転でも疲れにくい。だだ唯一の難点は「トランクルームが狭い」こと。トランクスペースさえ十分にあれば次の車として買ってあげたのにな。

 さて、ここから広い大地北海道ツァーの始まりだ(結果的には1700kmを4泊5日で走ることとなる)。

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1泊目は札幌の南、北広島のホテル

 名前はクレセントホテル。ここは単なる中継地、一晩休憩する所。翌朝高速に乗るには都合の良い位置にあるためー決めた。丘の上に立つ立派な、ゴルフ場も経営しているホテルだ。9階の部屋からはゴルフ場の全景が眼下に見える。なかなか良い景色だ。本来はツインルームだが、ソファを利用した組み立てベッドが1つ追加されていて我々家族3名が泊まれるようになっていた。食事は夕食、朝食ともバイキング形式。お馴染みの「好きな物を好きなだけ取って選ぶ」方式だ。これは僕の母親のように少食な家族を持っている旅行者には都合がよい。1人前をそれぞれにポンと出されてしまうと、最近は量が多いホテル、旅館が多いので、ついつい「もったいない」と思って食べ過ぎてしまう。その結果、夜中に気持ちが悪くなったりする。

 

 次の日の朝-まずまずの天気だ。さあ、いよいよスタートだ。

 

                                -次回へ続く。

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