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飛蚊症(目の病気)になった。そして−


2月21日、職場で大型モニター(パソコン)を見ていたら、突然ジェル状のタバコのの輪のような物が右目に現れた。何だろう?まつ毛にゴミでも付いたかな。と思い、洗面所で目を洗ったが、一向に異物は取れない。うーん、これはもしかすると、うわさに聞いたことがある「飛蚊症」なのではと思った。このところ、昼休みもスマホを見るようになって目が休憩する時が無くなっていた。「しまったな」と思ったが、後の祭り。
 この日、帰りの列車内ではいつもは終着駅まで1時間ほどスマホをずっと見ているのだが、本日は無し。というか、見る訳にはいかない。画面を開き、いつも聞いている「Enjoy Simple English」のスタートボタンだけ押して目をつむって聞いている。2日分聞くので所要時間は約25分、あとはすることは無し。

 家に帰って、パソコンで「飛蚊症」を検索。画面を見て検索する事自体、目には良くないのだが、致し方ない。なるほど、硝子体の濁りか。車のランプの経年劣化(黄色くなったりする)と同じようなものか。(動きは下記動画を参照)
https://www.youtube.com/watch?v=z0olyZrcBx4
 この日から「目へのいたわり」が始まった。まず、仕事場の、家庭のパソコンの明るさやコントラストを限界見えるギリギリのところまで下げた。そして、必要なもの以外は見ない(HPの「読み込み中」などの状態の時は下を向いて画面を見ない)。テレビもあまり見ないようにした。というわけで、電車内や帰宅後にする事がかなり限定されるようになった。主な作業は暗闇(くらやみ)リスニング、スピーキング(英会話)となった。それまでも月〜金曜日は英語を聞く、話すトレーニング(電車内ではリスニングのみ)を毎日述べ1時間程度行っていたが、目を使う作業、娯楽ができなくなったので、倍の2時間に増えた。おかげで、この約1ヶ月で英語力はかなりアップした感じだ。

 休みの日は野山への散歩が多くなった。自然の風景(特に遠景)を長時間見ることは目にはとてもいいようだ。人間の目というものは小さなネズミのような哺乳類の時代から何千万年もの間、自然の風景、実際に目の前にある物をよく見る方向で進化してきたので、自然の風景ならばたとえ鮮やかな色合いの物であっても目に毒ではなく、むしろ良い対象であるようだ。

 逆に人工光(パソコン、スマホ、そして蛍光灯までも)は目には良くないようだ。その後、ネットの検索で調べたところ、特に「ブルーライト(青い光)が良くない」ということがわかった。目の状態が良い時を見計らってさらに検索を続けたところ、パソコン、スマホそれぞれにブルーライトを減光する機能がある事を発見した。そして、さっそくそれぞれの青色を減光したところ、その日以降、症状はかなり軽くなった。特に職場ではパソコンは必需品、「画面を見なければ仕事にならない」機器であるだけにブルーライトを減光する機能の発見は大きな一歩となった。そして減光設定以降、ある程度これら機器を見ていても症状がどんどん悪くなるという事はなくなった。そして現在、症状が約1/10にまで改善してきたので、ようやくパソコン画面でWORDでこの原稿を書いているところである。

 飛蚊症は「治らない」と言われていますが、発生直後にすぐ「目をいたわる」対応をすれば症状はかなり回復する可能性があると思われます。自分の場合は苦しい節制生活を続けてきた結果、ようやく何とか良くなってきたので、「やれやれ」という感じで現在毎日を過ごしているところです。

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