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10月になってもまだエアコンとは

 もう10月も5日めだというのに、まだエアコンをかけている。これは今までになかったことだ。ナントカ国際会議で、スウェーデンの16歳女学生がヒステリックに演説していたが、なんか同調せざるをえないような感じではある。インドネシアやブラジルでは大規模に熱帯雨林を燃やして畑に変え、金になる作物を植えるのだという。その煙がシンガポールなど隣国の都市へ流れ、そこの住人は呼吸が苦しく、また空が暗くなるほどだという。こうしてまた二酸化炭素をはじめとした膨大な量の汚い物質が風に乗って運ばれ、地球上に広く拡散してゆく。思えば日本以外の国は「その日暮らし」だそうだ。「今日儲かればいい」「明日の事は知らない」。

 昔、江戸時代の頃、東アジアを長期に旅行したヨーロッパの旅行者が手記を残している。

=中国ではどこへ行っても、例えば舟に乗った際は、終点間際に必ず事前に約束した以上の料金をぼったくられる。文句を言えば川の中へ突き落されそうだ。どこでもそうだったので、日本に来た時も船頭にあらかじめ割増料金を渡そうとした。しかし船頭は言った。「旦那、この料金は多すぎますよ。お間違えでしょう。」との返事が返ってきた。日本ではどこへ行っても既定の料金以上は受け取らない。なんときちんとしている国なのだーと。=

 日本人の考え方は、「また来てもらいたい」「また稼がせてもらいたい」「ご贔屓(ひいき)にしてもらいたい」。つまり今日は損をしてでも明日以降の稼ぎを考える。思慮深いというのか、結局この考え方の方が得ではある。その証拠に日本はたいした自然風景がないのに大勢の外国人がやってくる。皆、日本の「いろいろな事にきちんとしている所」やお客を丁寧に扱う「おもてなし」が大好きらしい。このような国は世界中のどこにも他に無く、例えば日本以上にキチンとしていそうなドイツでさえレストラン、商店などの「お客応対」は良くないらしい。

https://toyokeizai.net/articles/-/273426

 

 日本の性格がよく表れているのが「日本製品」。高度かつ丁寧な作りで、完成しても「どこか不具合がないか」ー。というわけで発売後も送り出した我が子を心配するように「製品の出来」を気にしている。もちろん悪い点もあるのだがその程度は遥かに外国製品に比べて少ない。この「丁寧さ」「キチンとしている」を続けてゆけば、日本の地位はまだまだ上がってゆくだろうね。

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