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カツくん「新車買う」(その1)

 今乗っている車もとうとう来年2月には13年目を迎え、今度の車検からは自動車税や重量税が増額になってしまうーことから新車の購入を決意しました。現車の初期型オーリスはブレーキペダルが一般的な車より右寄りであるため渋滞時や右折待ちの時に足や腰が楽。また今ではブレーキペダルが右寄りな車が少ないため、同じような車を探すのも面倒くさいしーということで新車の購入をずるずる引き延ばしてきたーというのが実態です。

 まずは、新型カローラツーリングを見に行く。さっそくセールスを乗せて試乗に出発!むむむ、「静か」だわ。これは今は亡きWISHの1800ccエンジンをそのまま使用。すでに償却期間は過ぎているので開発費は0円。しかし、僕はこれは名エンジンだと思っている。実は以前広島から山口に旅行した時に3日間WISHをレンタカーとして借りたのだ。力、静かさ、燃費と3拍子揃っている良いエンジンだなと思った。700km走って、燃費は12km/ℓくらいだったかな。
 さて、今度のカローラはいろいろな努力で価格を非常に抑えている(例えばリヤハッチ部分のテールランプは光らない。ただの飾り。ランプや配線がされていない)しかし、逆にサスペンションやボディ塗装といったところにはお金をかけている。ので乗りごごちは良いしシルバーの輝きなども他車よりきれい。ペダルの位置は「まあ、これくらいなら良いだろう」というところ。新型になり、前輪の後にペダル類を付けたため、ブレーキが右寄りになっている。が、惜しむらくは居住性。スポーティなスタイルになった分、視界や居住性は前車フィルダーより悪くなった。天井は低いし、特に後席の人が足を入れる部分(前席の下)が狭い。これではロングドライブは厳しいかも。
 とりあえず、見積もりをお願いする。まずは今乗っている車の下取り額の算出(車の査定)から。セールスのお話では下取り車査定においては事故車か否かで大きく金額が増減するそうです(半値、または3分の1に減額されるそう)。というのは中古車を買う人が「事故車」をすごく嫌うから。中古車にはただでさえ「みんな、疑心暗鬼」、そこへ「修理車(実は事故車という意味だそう)」の但し書きがあれば購入意欲はグッと下がります。

 

事故があったかなかったか、念押しで聞かれる

 「ぶつけられてバンパーは壊れましたが。」と言うと、「ボディまで?」「いや、バンパーだけですが。」と答えると、「それならいいです。バンパー交換だけなら事故車ではないです」とのこと。この時ふと思ったのが「最近はリヤバンパーが貧弱、または無い車が多い。そのような車はちょっとぶつけられただけでもボディのリヤ部分が凹む。その場合は「事故車扱い」になるだろうね」ーということ。ちょっとぶつけられただけで査定は半額以下になってしまう。「ちょっと凹んだくらい、板金で元どおり戻ったのならいいじゃないか。」と思うかもしれませんが、実はダメなんだそうです。

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ラダーボディ
車体の基本構造としてラダー(はしご)型というのがある。これは底辺の構造材で強度を出しているのでボディは外皮としてただ乗っかっているだけ。つまり、いくらボディがボコボコ(凸凹)になっても外皮だけの話なので強度は落ちない。

 

モノコックボディ
国産車のほとんどがこのモノコックボディ。「ボディ全体のバランス」で強度を保っている。なので1カ所でも凹むとボディ全体の強度が落ちる。なので、たとえ強力な調整マシンで車体の歪みを治したとしても強度は元に戻らない(見た目はきれいに戻っても強度は大幅に低下したまま)。まあ、査定額が落ちるより何より、強度の落ちた車に乗っていて、後ろから大型トラックにドッカーン!とやられた日にゃあ-。

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再びカローラ店にて
 査定時間がやけに長い。待つこと15分。「お待たせしました。」でやっと見積書が出てきた。下取り車欄には「8万円」+リサイクル料12,000円の数字が。計92,000円が下取り価格となった。「えっ、こんなに付くの?」。なにしろ12年経過した車である。確かに整備すればまだまだ乗れるのですが(20年超の車がゴロゴロいる欧州向けに開発された車だから、車は長持ちするように丈夫にできている)のは知ってはいたが、ほほほっーとビックリした。

                           (次回に続く)

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