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変わった国、韓国(何というか…)


 この国と国民はなんか変わってるなーと日頃から思っていたのだが、今回の不買運動をはじめとする「反日」行動、いくら文大統領が彼の支持者を使って扇動(せんどう)しているとはいえ大部分の国民が賛同し、不買運動に参加してくる。その結果、少数派となってしまった「日本に旅行に来たい韓国人」も日本に来れないような雰囲気になっているーというのはどうゆうことなのか。
 
小学校低学年から「反日」教育
 韓国では、社会科の授業として日本に併合された屈辱の30年間、そして第二次大戦後の賠償金請求の付き付け、また心からの謝罪をさせる韓国政府主体の堂々たる闘争の歴史・経過について細かく、詳しく学ぶそうだ。そしてその授業の講師、進行役はなんと民間の「反日」団体が学校内に入って来て行うという。
 そして実はもう1つ別の重要な「教え」があり、それは「朝鮮民族は世界一優秀な民族である」ということ。

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 はからずも30年間、我が国は日本に併合されたが、それは「たまたま我が国の国力が弱い時期に日本が付け込んだ」からであり、我が愛国者は常に主権を取り戻す「戦い」を陰に陽に粘り強く続けていたーということ。

 そして、1945年8月15日、ついにわが民族は日本軍を退治して朝鮮半島から追い出したーということ。

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 だから、毎年8月15日は韓国にとっても特別な日(朝鮮民族が本来の名誉と誇りを取り戻した日)となった。この2つの「考え」をかなりの授業時間を費やして高校卒業まで続けてゆくわけだから、韓国の子供たちがどうゆう考え方になってゆくかーおおよそ想像がつく。またマスコミメディアは今も昔も政府によって管理されており、時の政権の考え・政策を推進、煽(あお)る報道になるよう強制・監視されている。
 その結果、野球やオリンピックなどでやたらと韓国の選手が「日本攻撃」を仕掛けてくるーことになる。テレビを見ている日本人にしてみれば、「何をそんなにいきり立っているんだ。」と驚いてしまっているのだが、韓国人から見れば日本は「誇り高き我が民族を辱めた敵」であり、屈辱の30年のお返しに今度はあらゆる面で(経済でも技術でも、スポーツでも)日本に勝たなければならないーというわけだ。事実、朝鮮戦争(1950~1953年)の直前には「対馬(福岡県の北に浮かぶ島)は我が領土だから、占領しよう!」と、韓国軍の主力部隊が釜山南部海岸に集結していた。これを見た北朝鮮軍が手薄となった韓国の北部国境線を破って攻め込んできたーのが始まりだそうだ。

 

争えば双方に不利益
 戦争が終わってもう70年以上経った。終戦時に10歳の子供だった人でさえ今は80歳以上の老人となっている。実際に被害を受けた人達はもう隠居生活である。つまり、今の日韓とも国民の大部分は「戦争は本や話だけで学んだ」世代だ。日本では韓流ドラマやK-POPなどが人気、韓国では日本文化や旅行での「おもてなし」が人気だ。技術面でも安い半導体有機ELディスプレイは韓国が得意、日本は他国が真似できない多くの最先端テクノロジーを持っているーなど、それぞれに独自の「良い持ち味」がある。隣国同士で輸送コストが安いこともあり、その強みを組合せれば世界市場へ向けて強力な製品を作れる。つまり、交流や貿易を続ければお互いに盛り上がってゆくーのは目に見えているーわけだ。

 文大統領は「徴用工への賠償はされていない」と主張するが、日本は既に1965年に被害を受けた人達への賠償金として1000億円以上支払っており、公式な謝罪についても併せて行っている。しかもこれらは全て公式な国際文書で「日韓基本条約」として合意がなされているーとのことである。問題があるとすれば賠償金の一部しか被害者へ渡さず、大部分を高速道路建設や港湾整備などに使ってしまった当時の韓国政府ーということだろう。

 

 自分が生まれる前の70年以上も前の出来事を今さらどうのこうの、過去の屈辱をやりかえす。ーことより、現在の「今の幸せ、今の楽しさ」を求めた方が良いのではーと感じる今日この頃である。

 

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