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外国とテレビ電話(オンライン英会話)その2

レッスンを始める
 ネィテブキャンプでは、こちらが時間が空いている時に適当にアクセスし、その時に表示された講師一覧の写真を見て、良さそうな講師を選ぶ。女性講師が圧倒的に多い。この辺(あたり)の事情は、
男性ユーザー「どうせ会話するなら、キレイな若い子の方がいいな」。
女性ユーザー「男性講師は怖い人がいるかもしれないから、イケメン以外は女性講師の方がいい」
―という理由からであると、勝手に推測している。

 さて、この講師指定のやり方を見ているとテレビで何度も見ているシーン:吉原(遊郭)の格子窓から遊女が「顔見世(かおみせ)」をしているシーンを思い出す。「へへへ、どうです旦那。いい子が居やすぜ(^_^)v。」「うむ、今宵はこの子にいたそう(^o^)」。―とは言っても、今は現代。そしてマジメなオンライン英会話レッスンなので「ただただ、英語でお話しする」だけである。それだけである。まあ格安のキャバレーみたいなものかも(失礼)(^^;)。こんどはお酒を用意して話そう。

 さて、入会後3ヶ月が過ぎた。レッスン回数は200回を突破。時間に換算すると90時間くらいかな。さすがにこれだけの回数をこなすと英語での会話にかなり慣れてくる(返答するまでの時間が短くなってきた、言いたい事が少しずつ言えるようになってきたーなどなど)。なにしろ相手は日本語がわからない。でも、これが良いのだ(^_^)。(外国では日本語が通じることなんて「まれ」だからね)。しかしやっぱり、時には話が通じなくて、しばし沈黙の時(とき)が流れる。(何しろ25分間もほとんど会話しっぱなしなので「常に通じる」というのは難しい)。しかーし、この気まずい雰囲気をなんとか突破でける術(すべ)を身に付けなければーステップアップはできない。がんばります。おきばりやす。

 講師の性格
いろいろだ。教材から脱線して別の話題に移り、子供や少年達(フィリピン)の非行の話などになったりする。現在のドゥルテ大統領になってからかなり改善されているらしいけど、まだまだドラッグ(麻薬)が貧困層を中心に流行っていて、そのような地区では犯罪も多いとのこと。
今日の最終レッスンでは正月やお盆が話題になった。「日本では正月とお盆が二大行事だよ。」と言うと、講師からは「こちらでは家族の誕生日やクリスマスが大きな行事なの。クリスマスは祝日で休みだし」だそうだ。まあ、お国が違えば風習や伝統行事も大きく違うということだね。
※お盆については、顔の前で両手を合わせ、目をつむりお祈りのポーズ。そして、イン、サマー(in summer)と言う。これで相手講師は理解した。前にも他の生徒から聞いた事があるらしい。
 教材がUFOやAI、自動車といった理科系の場合は男講師を選択する。ある講師は、元阪神の新庄剛に似た風貌(ふうぼう)、そして性格も派手で、「生徒が少なくて、暇が多い。稼ぎも少ないのであなたの「お気に入り」に入れてほしい。そして、しょっちゅう指名して欲しい。」なんて平気で言ってきたりする。「いやいやそれはあなたの態度に問題があるからでしょう。人気の講師は休憩する間もなく、次から次へとレッスンが入ってますよ」と言ってやりたかったが、まあ止めといた。ネィテブキャンプではほとんどの講師が「アルバイト」と聞いているが、中にはこの新庄講師のように主業の人もいるらしい。
 他には自分の文法を押しつけてくる講師。「Do you have any questions?(質問は?)」と聞いてきたので、「Nothing special(特にありません)」と答えていたら、「この場合は”No question”と答えるべきでしょ。」と言われてしまった。どっちでもいいじゃないか、通じているんだろーと思ったが、まあまあ、それ以降、どの講師にも”No question”で答えるようにしていた。しかし、またまた、ある講師には「この場合は”I don’t have a question”と答えるべきでしょ。」と言われてしまった。つまり、前の講師は間違っているーと暗に言ってるわけだ。しゃくにさわったので、「”I don’t have a question”ではなく、”I don’t have any questions”ですよね。」と言い返した(正式な文法で言えばすこし長い答えになるわけだ)。しかし、僕の最初の答えを含めて全て「正確に通じている」わけだから、どれでもいいじゃんーと思うのだが、そこは自分独自の文に誇り(プライド)を持っている方々(かたがた)、いずれも「私(わたし)流の文に直しなさい」というわけだ。
 ほかにもいろいろ、いろいろ。女装している男性講師(講師一覧の写真ではその素振りもない)、突然早口で大量にしゃべり始める講師(こうなると、何を言っているのか聞き取れない、わからないーこの時間は無駄、無駄)。

 まあ、特に問題のある講師さんは僕が独自に作成している「ブラックリスト」に登録してあるので、間違えて指名ボタンを押さない限り二度と会うことはないと思っている。
(つづく)

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