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「単語1コ」から始める英会話(その2)

まずは「単語」と「ジェスチャー」で会話
文で会話するーWould you like this? Yes,I love it. カッコイイ、あこがれ。でもこのレベルは跳び箱で言えば「10段」です。あなたはいきなり10段の跳び箱を飛べますか?無理でしょう?ですから、まずは「単語」と「ジェスチャー」で会話を目指しましょう。
「単語」と「ジェスチャー」だけで…。カッコ悪い、しょぼん…。いえいえ、最初からカッコイイ会話なんてできません。例えば、バレーボールを始めたばかりの人がいきなり相手コートに強烈なスパイクを決めるーなんて、そんなことありえないでしょう?誰でもぎこちない初心者トス、パスから始めるはずです。いきなりカッコイイバレーのプレイなんてできるわけがありません。なので、英会話も最初はひたすら「単語」と「ジェスチャー」で会話ーです。でも、意外に「ジェスチャー」はネイティブは面白がります。他方、正確な文でしゃべるけれど中身が面白くない日本英語の優等生よりネイティブはあなたの方に興味を持つでしょう。なので、いろいろな面白いジェスチャーを開発しましょう。

小さな達成感が大事
 このレベルなら、4段の跳び箱です。まずは3段から始めれば飛べそうな気がしませんか?「単語」と「ジェスチャー」で会話する練習をしてみてください。そして、おそるおそる実際に試してみてください。やったあ、なんとか通じたぞ!―この小さな達成感 ← ← これが大事なんです。
 こんな話があります。アメリカ人フェルナンドが初めて日本に来た時の話(まだ日本語は全くわからない時期)。ホテルで朝、朝食を外で取ろうと思い、通りに出て通りすがりの日本人に聞いたそうです。"Where is mcdonalds?"最初に聞いた初老のおばさんは英語が苦手らしく、逃げられてしまいました。二番目に聞いた若者は、”Where is” の部分はわかってくれたのですが、” mcdonalds” の単語の意味がわからない。何度言い直してもダメ…。それもそのはず、何しろ発音は”メダノーズ”ですからね(アメリカではマクドナルドという発音ではないそうです)。


 そこで、彼はどうしたか。空中に手で大きな”M”の文字を描き、続けてこう言いました。「ビック”M”、イエローーゥ」そして、ハンバーガーを食べるジェスチャー。その時、初めてその若者はわかりました。「ああ、マクドナルド!」「マクドナルドなら、この道を真っすぐ行って、あの角を左に曲がり〜」。その若者は日本語で教えてくれたそうですが、同時に手でジェスチャーしてくれていたので、行き方がわかったそうです。「センキュー!」「OK!」―二人は何か小さな満足感を持ってその場を別れました。言葉が通じない二人、カッコ悪いけれども、とにかく会話ができた、通じた。こうゆう小さな達成感を積み重ねることが大事なのではないでしょうか。

おすすめYouTube番組
(初級まではこうゆう「絵本的な軽いもの」が良い)
www.youtube.com

「でも、「単語とジェスチャー」だけでは対応できない場合もあるのでは」。ーその通りです。
この件については次回でお話しましょう。

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