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「単語1コ」から始める英会話(その1)

 本格的に取り組み始めてから6年が経過しました。主な教材は、NHKラジオで毎週「月曜〜金曜」に放送されているEnjoy Simple Englishと英会話タイムトライアル、それに、基礎英語3です。他のいろいろな本などにも取り組みましたが、結局NHKラジオ主体の学習に落ち着きました。テキストは英会話タイムトライアル、基礎英語3については購入していません(いつの間にかそうなりました)。6年のうち、特にスランプもなく、徐々に上達していった感じです。
 と言っても語学に才能があるわけでもなく、結局、学習方法を工夫して上達していったなあーと感じています。つまり、やみくもに黙々とやっていたのではなく、「どのやり方が効率的か、効果があるか」を常に考えながらやってきました。周りを見るとあまりにも伸び悩む、また止めてしまう人が多いので、今まで会得してきた僕なりの効果的なやり方を紹介したいと思います。このシリーズでは効率的な効果的なやり方を「近道」と呼ぶことにします。では、スタート!

近道1:「よく使う単語やフレーズだけ憶えよ」
英会話教室に行くと、講師が教える全ての単語やフレーズを書き取っている人がいますがこればダメです。講師が言う単語やフレーズの中には講師が好きな分野の単語やフレーズが含まれている場合があり、必ずしもよく使う単語やフレーズではありません。僕の場合は、「これは使いそうだな」と思った単語やフレーズだけ書き取るようにしています。つまり、それ以外は捨てているわけです。捨てるなんて大丈夫か?ー大丈夫です。僕はこれで6年間順調に上達してきて、「英語を日本語に直さず、ダイレクトに英語として理解する」のもかなりできてきていますから。
さて、実はもっと細かく言うと、「あなたがよく使う単語やフレーズだけ憶えよ」です。例えば、僕はオーストラリアへ行く予定があるので「OutBack」という単語をリストに入れてますが、オーストラリアへ行く予定がない人は憶える必要はありません。「OutBack(未開拓の内陸地)」はオーストラリアだけでよく使われる単語だからです。
このことに関連してもう1つの格言です。「使わない物はしだいに忘れてゆく。」例えば学校時代の社会科「歴史の知識」です。平安時代の主な3税は?―最重要事項の1つでしたが憶えていますか?「憶えているよ。」という人もいるかもしれません。でも、卒業以来この3税の知識をどこかで使いましたか、役に立ちましたか?周囲から尊敬を得るだけでもいいです、なにか良い事があったでしょうか。
 「使わない物はそのうち忘れてしまう。」ので苦労して憶えても、「しだいに忘れてしまう」ので無駄です。
 だいぶ長くなったので、今日はここまでです。

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