月々の料金が５００円のスマホ （その２）

■電池の減りが、「早過ぎ」！
　やっと、通信が始まりました。それにしてもプリインストールアプリの多いこと。楽天とかマクドナルドとか必要ないものも多いぞ。全部で６０個くらいある。とりあえず、プリインストアプリの毎日新聞アイコンをクリック。読み込み速度はー「やっぱおせーなー（遅いなー）」という感じ。MyノートパソコンLL750の１０倍は時間がかかっている。しっかし、それにしても電池の減り方が「早過ぎ」！　こりゃ、「おもちゃ」じゃん。実用には耐えられん。ということで疑惑発生ーなので、「P-01D」についてネットで調べ始めた。

■ボロボロ出てきましたよ。これは欠陥機じゃん。
　まずは有名サイト「価格.com」の「クチコミ」に目がとまる。「裏蓋が開かない」という投稿。「何だ同じじゃん。」というわけで読んでみる。「しょっちゅう固まるので、そのたびに裏ブタを開け、電池を外してリセット。これしかリセットの方法はない。」「HDD（1000MB）の割にプリインストールアプリが多すぎ、ユーザーが使える空きスペースが少ない。プリインストールアプリのうちいくつかが勝手に自動通信を始めているのでメモリ（512MB）のほとんどを使われてしまい、ユーザーが少し重い操作（例えば写真の多いホームページを開こうとする）と、使用メモリーオーバーとなり、スマホがハングアップ（固まるーどのボタンを押しても全く動かなくなる）」
　そうゆうわけか。スマホの性能の割に負荷がかかり過ぎているーというわけだ。それで電池の減りが早い、通信速度も遅い（知人が持っていたのは１０型くらいのタブレットでＯＳはWINDOWSだったなあ。だから、見せてもらった時に遅すぎとは思わなかったーわけだ）。ちなみにこの状態でアプリのダウンロードなぞしようものなら、状態は悲惨なものになるーそうだ。
　ナゾは全て解けた。それにしても、こんな機械を「おすすめ」でセットしているＤＴＩという会社はいまいち信用できなくなってきた。そして、これで４,８００円まで暴落した理由もわかった。それにしても、液晶の質はいい。カメラや赤外線などスマホの機能はひと通り付いている。どうみても原価は７〜８０００円以上だろうと思われる機械ではある。

■「P-01D」について30,40のサイトやブログをまわる
　なんとかこの状態、なんとかならぬものかと「P-01D」についてあちこちのサイトやブログをまわる。そして発見した、劇的な解決策はこれなのである。
http://d.hatena.ne.jp/goriponsoft/20120713/1342159234
なんや、いきなりで読者はわからんとは思うが、要は、「P-01D」のAndroidを「Root化」すれば全て解決ーということだ。
Root化とはーなんと、このスマホのＯＳ-Androidの一部を書き換えてプリインストールアプリを削除できるようにするーことだ。WINDOWSで言えば、管理者モードに切り替えるーということだ。（管理者モードならば、Ｃドライブ内のアプリは削除できますもんね。）
　どうやら、この「P-01D」は不要なプリインストールアプリをたくさん削除しさえすれば、「サクサクの快適スマホ」に変身するらしい。そして、その「管理者モードに切り替える」ソフトを開発したのが上記ブログの作者「ゴリポンさん」というわけだ。（AndroidはWINDOWSと違ってユーザー切換えで「管理者モードへ」とはいかないようである。）
　ここまでわかるのに３日かかった。それにしてもＤＴＩという会社、ようわからん。普通、「おすすめコース」といえば、だれでもたどり着ける安定コースのはずなのに、こちらはただ安くスマホを利用したいだけなのに、なんで無理やり「Androidの書き換え」なんぞの上級クラスの世界へ行かねばならんのか。