コロナウィルスの件 - カツくんのつれづれ日記

　昨夜、鼻水が出始めた。少しだるい感じもあった。例年ならたいして気にも留めないのだが、今年は違う。もし本格的な症状になって、病院へ行った結果「あなたはコロナウィルスです。」なんて診断されたら大変だ。仕事に行けなくなるのはもちろん、家の中に居ても「家族からも自分を隔離しなきゃならない」。どうやって自分を隔離するんだ。同じ部屋の中にじっと閉じこもっていなきゃならない。食事はドアの外に置いておかれる、食べたら食器をドアの外に置いておく。トイレは幸い家の中に２つあるから自分の部屋の隣にある１つを自分用に専用にすることになるだろう。でも入浴はどうするんだ。家族が共同で使うのか。うむむ…。そんな生活が２週間近くも続いたらストレスでいっぱいになり、症状はさらに悪化してしまうだろう。テレビでも「本日、○○県から初の患者が発生しました！」なんて報道されちゃうかもしれない。そんなわけで、「ひき始めのうちにできるだけ早く治そう」とばかり、昨夜は早々と寝てしまった。
　さて、今朝は早々と目が覚めて、時計を見るとまだ６：30。日曜だというのに目覚まし時計もなしでこんなに早く起きてしまった。体調はーというと、鼻水も止まっており、だるい感じもなくなっていた。「よかった、単なるカゼのひきはじめだった」らしい。そんなわけで、今日はこのブログを書けているーわけだ。
　それにしても、中国とは厄介な国だ。普段は「日本の領土も欲しい」ということで、たびたび尖閣諸島に船やら飛行機で進入してくる。南東方面ではフィリピンがその本領土の近海の島まで中国軍に占領されてしまったそうだ（駐留する中国部隊のための居住施設や飛行場などがどんどん建設されている）。西方ではインドとたびたび武力での領土争いをしている。さすがは「世界の真ん中の花（中華）」を自認するだけあって、「世界の中心になるためにもっともっと領土を広げるぞ」というわけだ。面積は我が国の２５倍、人口は１０倍。その圧倒的なパワーでぐいぐいと近隣の国は圧迫されてきているわけだ。
　そんな中での今回の「コロナウィルス」。聞けば発生源は食品市場だという。中国の市場は普通の食材だけでなく、奇妙な動物や昆虫なども扱っているらしい。この国の風習、習慣として、ある程度金持ちになると「珍しいものを食べる」のが一種のステータスだという。「珍しいものを食べる」事は大きな立派な家に住む、ベンツに乗るーのと同じ意味があるという（その感覚は日本人には全く理解できないが）。といって、実は我々も「ゲテモノ食い」らしい。実は先ほどフィリピン講師とオンラインレッスンをしたのだが、たまたま納豆の話になり、「納豆は生卵とね、醤油とカラシ、これをよく混ぜ混ぜしてご飯の上にのせて～」と話したら、なんか気持ち悪いような表情を見せたので「気持ち悪いの？」と聞いたら「そうです」とあっさり白状されてしまった。納豆もそうだけど生タマゴなんて絶対食べないーのだそうだ。「タコ」だってアフリカやヨーロッパでは「吸盤のある、くねくねした気味の悪い生き物」としか認識されておらず、「日本人はあんな気味の悪いものを食べるのか！」－だそうだ（最近ようやく、フランスあたりで「日本食として食べる」のが始まったばかりだそう）。
　言われてみりゃ、その通りだ。タコは「吸盤のある、くねくねした気味の悪い生き物」だよね。よく見れば「気持ち悪い」―その通りだ。なんで食べているんだろう。イカだって似たような食物だ。なので、アフリカの東海岸モーリタニアという国ではわんさかタコが採れるそうだ（誰も食べないからね）。ある日本人がこの豊かな沿岸のタコ漁場を発見したらしい。おかげさんでこの国の貧しい漁民は一躍大金を手にすることになったーそうだ（いまだにタコは値段が高いからね）。
　まあそんなこんなで、「コロナ」から「タコ」へ話が飛んでしまったわけだけれども、とにかくこの国は２００２年にもSARSというウィルス病を発生させ、この時は世界的に大流行。カナダや米国などの国で8000人以上の患者と800人を超える死者を出したのだという（よく知らなかったけど）。そういった苦い苦しい経験があっても、感染が収まってしまえば、この国の幹部は国民はすぐ忘れてしまう。そして過去の反省も教訓も対策も不十分なまま「ずるずる」なので、依然、衛生的に汚い所、悪い風習がそのままになっている。悪い物ばかり撒（ま）き散らされて、まったく北朝鮮ともども周りの国としてはえらい迷惑だね。