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カツくん「新車買う」(その2)

 次はホンダのお店へ。お目当てはVEZELだ。SUV車なのでホンダにしては珍しくリヤバンパーが付いている。これは良い。そして、気になるブレーキペダルの位置は、とー「まずまず」ですね。何よりブレーキホールドボタンが付いているのがいい。このボタンを押すと、ホールドモードとなり、車が停止した時に自動的にサイドブレーキが掛かる。つまり、ブレーキから足を離しても車は動かなくなるーこれは良い。渋滞時や右折時にずっとブレーキを踏んでいる必要がない。これなら購入候補となり得る。
 そして、この車、かなり誤解されているというか、損しているというか、後席シートの天井がかなり垂れ下がっているように見える。が、実は窓のラインが垂れ下がっているだけで屋根部分はそれほど垂れていない。そのため後席は十分ゆったり広い(天井も)。そしてトランク容量もまずまずある。横幅も広く、全ての席がゆったりとしている。というわけで、実際に見ると、そして乗ってみると外側から何となく見ていたイメージとは相当違う。後席も含めて運転しやすい、乗りやすい車だ。

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 さっそく、見積もりを取ってみた。グレードはX。ハイブリッドではない普通のガソリン車だ。しかし、車体価格225万円の車がナビやETC、そしてドラレコを付けると298万円にもなって出てきた。「ドラレコが8万4千円と高いのですが。」『カメラが前後だとこんなもんです。』「値引きはないのですか?」『まあ、ここから10万円くらいですかね』。『とりあえず、車種を絞ってくれ』とのお話でした。つまり、他社のディーラーも回って購入候補を2,3車種に絞ってくれーということらしい。そうゆうお話なので他社のお店も見て回ることにした。

 

とりあえず、現車の価格を知りたい
 他店に行く前にとりあえず、現車の実価格を知りたいーと思った。カローラ店では9万2千円の値が付いたが、新車値引き分がいくらか含まれているかもしれないーとの思いもあったからだ。現車単独での実価格を知っていれば、他メーカーのディラーで下取り査定が思ったより低かった場合、「○○店ではこのような額が出ていますが。」と言える。
 そこで、車買取ショップを回ってみることにした。さっそく、ネットで買取ショップに関しいろいろと調べてみる。すると、悪徳業者も存在するらしい。
例1. 売るのを迷っていると、何度も、しまいには職場にまで電話がかかってきて早く売るよう催促される。
例2. 売ったはいいけれど、なかなかお金が口座に振り込まれない

ーなどの被害例が報告されているという。
 というわけで、結局、信頼のおけそうな店だけ回ってみることにした。最初はT-up。これはトヨタが経営している中古車店であり、従業員もトヨタの社員だという。っこならいいだろう。さっそく訪問し、査定を依頼する。で待つこと30分。『お待たせしました。』で、査定員が帰ってきた。査定額を聞こうとすると、『しばらくお待ちください、本部へ照会します』とのこと。どうやら自分が査定した査定表を本部へ送り、最終の決定金額は本部が決めてくるーというシステムらしい。
 約10分後、査定員が戻ってきて、「本部から連絡が来ました。査定額は10万円となります。」とのこと。おほっ、さらに上がったではないか。やはり、新車値引きを含めての価格ではなかった―ということだ。そして、どうもT-upではどこか1カ所の専門の整備工場で集中的に整備、清掃し、その後どこかのT-upの店頭に出すらしい(他業者に転売しない)。そのため、特にトヨタ車については部品や整備知識が整っているため、高取りができるーという仕組みらしい。
 ということはー今までは7年くらいで新車に乗り換えていたが、その時売った旧車の価格(大体3万円)は実は実相場より相当低かった、ディラーは転売してかなり儲けていたのではと思う。よく、「買取店で査定した方が良いよ。」とネットの書き込みがあるが、これは本当であった。ところで、このような買取店では本契約(つまり本当に売る)しない限り買取り金額の証明書のようなものは発行しない。査定・見積もり時は「口頭で伝える」だけだそうである。


次は有名なガリバーへ
 試しにもう1社、ということで、最近よく見かけるガリバー店へ。このようなお店は初めてだ。利用するのは恐らく10年に1回となるだろう。『いらっしゃいませ。』―平日の、しかも雨模様の日とあってお客は僕一人だ。『お車の査定ですか?』「そうです。」『さっそく査定いたしますのでお席でお待ちください』。そして、ロビーの席に案内され、本格的なコーヒーが出てきた。ここで初めて気が付いたのだが、このようなお店(買取り店)では車を売ってくれる客も大事な客なのだーということ。つまり、ガリバーは販売が主だが、商品(中古車)が揃っていなければ商売が成り立たないーというわけだ。
 約15分後、査定員が戻ってきた。『お待たせしました。』『査定額は8から9万円です。』とのこと。ただし、これはガリバーが全国に多くの店舗を持っており、多くのお客に直接販売できるからーだとのこと。つまり、ほぼT-upと同じ仕組みだ。自社で買取り、整備、清掃し、自社でそのまま売るーから普通の中古車業者より高く買取りができるのだそうだ。そして、コンパクトカーとしては荷室が広いこのような車は人気があり、すぐに売れてしまうーのだそうだ。
 ただし、もし通常の中古車ルートとしてオークションにかけると、この車では「4,5万円で落札」が相場なので買取りはやはり『3万円が相場』になってしまうとのお話。

                         - 次回へ続く ー

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