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古い車は強い?

 最近、ケーサツがネズミ取り(速度取締り)をやらなくなったせいか、後ろから車間を詰めてくる、いわゆる「巾寄せ」を仕掛けてくる車が多くなった。もしこちらが急ブレーキを踏めば確実に追突される。そうまでして、ぶつかる危険を犯してまで速く走りたい理由は何なのかーと思うのであるが。トラックあり、普通車あり、はたまた軽自動車でも煽(あお)ってくるのが少なくない。まあ、だいたい態度は傲慢で、「(前の車は)遅い、遅い」という雰囲気を醸し出し、偉そうである。が、そんな時武器になるのが僕の車の「古さ」。もう10年を超えているので、「ぶつけられるなら、それも仕方ない。」と思っている。そのため煽られてもスピードはあまり上げない。その気持ちがわかるのか、ハッと急に減速し、車間を空ける車もある。古さが対抗する武器になっている。しかし、これが新車で、しかもリヤバンパーが無い車だと大変だ。
 最近はリヤバンパーが無い、あるいは貧弱な新車が多くなった。メーカーとしてはリヤバンパーだけの破損、交換よりボディに損傷が出たほうが修理代が跳ね上がり儲けが大きくなるのでそうしているのかと思われるが、購入する側のユーザーの立場ではそのような車は評価を低くせざるをえない。
 その昔、友人の車でスキーに行った時、雪道で滑った大型トラックに後方から追突されたことがあった。その場は住所を交換して別れ、後で電話で修理代を請求したが、「あ〜ん?」というような返事で支払う気は乏(とぼ)しかった。その後、電話の相手は社長に代わったが、いつも「支払いますよ。」という返事はもらうのだが、何回電話しても、「支払いますよ。」という返事だけで半年経っても送金や振込はなかった。相手の運送会社の所在地は名古屋で遠方であり、どうやらそのまま時間経過、自然消滅を狙っていたようだ。そしてとうとうしびれを切らした僕が「裁判をやりますよ。」と伝えたため、それは困ると思ったのか修理代の90%を振り込むーと言ってきた(10%は左ウィンカーを点灯せずに止まった当方の落ち度分―だと言う)。仕方がないのでそれで示談にしたが、さらに問題があり、振り込むのは東海銀行だと言う。気が変わるといけないので、仕方がないので、わざわざこのためだけに東海銀行の口座を作った(この口座は一度この振込みに使われただけでその後は何も使われていない)。皆さんは「オカマを掘られたら、100%支払ってもらえばいいや」と軽く考えているかもしれないが、実は現実はそんなに甘くはない。
 まあ、そんなわけで来年早々には11年目の車検を控えている現車であるが、ガタも来ていないし、煽られても気が楽なこの車、「もう1回車検を通そうか。」という気持ちが強くなっている今日このごろである。

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