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日大アメフト:内田監督の回答に1点矛盾あり

 例の日大アメフト事件は大きな関心を持ってい見ているのだが、この前の内田監督、井上コーチ両氏の会見の中で1つ大きな矛盾があった。

内田:「宮川が3〜5m近くまで来て何か言っていたが、何を言っているのかわからなかった。そして、そのまま帰っていった。」
との回答だったが、ではなぜ試合直前に急遽メンバー交代を行ったのだろう。いくら公式戦でないとはいえ、何年も続いている東西横綱伝統の一戦。宮川君の代わりに出るはずだった控えの選手にとっては貴重な晴れの舞台だったはずだ。その控え選手をガッカリさせてまでメンバー交代をしたい何かが試合直前にあったーと考えられる。それは、試合前に監督と宮川選手の間で何か実際の会話があったからではないか。宮川くんの話を聞いた監督は気が変わった。「宮川がそう言うなら、出してみるか。やらせてみよう。」ーそうゆうことではないか。

 その後の答弁もおかしい。内田:「春の定期戦は重視していません。よって、誰か(別の選手)がズケズケと(自主的に)出てもいい。」ーこれはとっさに思いついたウソと思う。
 独裁者というのはメンツを重んじる。どんなに軽いイベントでも自分が「これだ」と決めた事を部下がスッと破るーこれは我慢がならない。そのイベントが「軽い、重い」は問題ではなく、「自分が決めた事を部下が勝手に変える。」ーこれをすごく問題視するのだ。皆さんの属している組織にも独裁者はいるだろう。それは家庭かもしれないし、職場かもしれない。で、あるでしょう?「なんでこんなことにこだわるの?どうでもいいじゃん。」ーいや、独裁者はこだわるのです。こだわっているでしょう?どうでもいい軽いことまで。「自分の決めたことに逆らう」ーその点を非常に問題視するのです。
 自分の支配下にあるものは100%自分の思い通りになっていないと気持ちが悪い。だから、「誰か(別の選手)がズケズケと(自主的に)出てもいい。」なんて思うわけがない。

 それにしても、もう少しで 次第に動揺してきた井上コーチがゲロ(本当の事をしやべる)しそうだったのに、とんだ司会の邪魔が入って、はいおしまい。体制側の日大司会者も危険を察知したのかもしれない。

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