月々の料金が１０００円のスマホ （その７）

　格安スマホ（ＯＣＮモバイル９８０）と契約してから、９ヶ月が経った。感想など使い心地を書いておこう。　
　処理スピードは昨年６月時点より速くなった気がする。いや、たしかに速くなった。体感だが、５０％増しという感じ。たまに、読み込みが遅いＨＰがあるが、それは、電波の薄い地点に入ってしまい遅くなったからーと推測している。電波にもムラがあり、ビルの裏など建物の影などで入りにくい所もあると聞いている。
　一方、スマホ本体の方。我が機は、SONY GX であるが、まず「目が疲れる」。３０分もやっていると視力がかなり落ちるので、１日の使用時間は１時間が限度。そう言えば、知人のテレビ：ＳＯＮＹブラビアも目が疲れると言っていたなあ。実はこの１点が大いに不満で次機はＳＯＮＹ以外にしようかと思っている。最近ＳＯＮＹは赤字続きでパソコン部門を売却するなど業績が悪いのだが、こんな所も一因ではないだろうか。パッと見は鮮やかできれいな画面だが、視力が落ちてしまうのでは意味がない。普通の液晶の方が良い。また、ＰＣでは当たり前の機能「放熱ファン・放熱窓」がないので、CPUは熱を逃がず所がなく内部が高温になりやすい。夏場はこれが原因と思われる「画面が固まる（フリーズ）」不具合がしばしば起こっていた。

　使用用途は、インターネットのみ。アプリはドルフィン、SmartNews、無効化マネージャー、Ks Uninstallerなど計６本くらいで、あまり入れていない。なぜなら、入れなくても不便はないし、やたらと隠れ通信をするものもあり、その分電気を食われるし、不具合の原因にもなるからだ。日本語入力も購入時に入っていたＳＯＮＹ独自の文字入力システム「POBox Touch」で充分。シメジなどは必要ない。

※「POBox Touch」の使い方を調べずに使っているユーザーが多いと思うが、フリック入力をはじめいろいろな機能があるのでひととおり読んでおく事をオススメする。http://mobileascii.jp/elem/000/000/080/80441/index-2.html

追伸：
　ＯＣＮさんは最近かなり広告を出しているようだが、ＳＩＭカード単体で売るよりも、「スマホ＆ＳＩＭ」のセット販売も行った方が客は増えそうだ。つまり、会社の方であらかじめＳＩＭをスマホに組込んでおき、電源を入れればすぐインターネットを使えるようにしたらいかがかと。
　というのは、ＯＣＮのＳＩＭをスマホで使えるようにする設定作業でつまずく人が多く、また機械の方もスマホだけを単体で売っている店は都会でも少なく、地方の人はなおさら通販で買うしか方法がない。が、通販業者は聞いたこともない知らない店が多いし、１年保証も何もない。機器に不具合があった場合の対応もはっきりしない。スマホ単体だけでも安くても２，３万円はする高額商品なわけで、多少高くても大手ＮＴＴの信用付きのＯＣＮから買いたい人もかなりいるのではないだろうか。