ブログランキング・にほんブログ村へ

天空の城「ラピュタ」は実在した。

 YouTubeを見ていたら、どこかで見たような風景が出てきた。これはあのスタジオジプリ宮崎駿監督のあのアニメにそっくりではないか。監督はここをヒントにラピュタ城を描いたのではないかとも思えてきた。
 この場所については日本語で検索してもほとんど出てこず、英語での検索となった(ここで日々の英語トレーニングが役に立った)。結論から言うと、これらはマハラシュトラ州の要塞(ようさい)群と呼ばれている「インド中世の遺跡」であることがわかった。
 この地方では巨大な岩山がそびえ立つ独特の地形があちこちに見られ、歴代のインド王朝が攻防を繰り返していた14世紀の頃、この岩山を利用して堅固な出城としての「要塞」があちこちに作られた。ここの要塞群はこの地方を支配していたムガール王朝により建設された。要塞として非常に有用なため、その後王朝が代わるたびに要塞として再整備、改修が繰り返され、増強されたという。ヨーロッパの強国がインドに進出すると、まずポルトガルが、次にイギリスが管理することになった。現在はその遺跡があちこちの岩山に残っている。
 日本ではほとんど知られていないが、地元ではかなり有名地らしい。Karnala fort で検索するといろいろと出てくる。
注:fort …要塞

 最後の「階段が川のように」動画では紀元前70年に彫られた文字群が登場している。(写真拡大可)









Harihar Fort
www.youtube.com

ブログランキング・にほんブログ村へ