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プーチン大統領の発言と行動に「重大な不自然さ」

 「ウクライナの大統領とその側近によるロシア系住民のジェノサイド(大量虐殺)があった。さらにその恐れがある。だから仕方なく攻めざるをえない」。それがウクライナ侵攻の理由だという。

 では、もしあなたがロシアの大統領だったら、ジェノサイド(大量虐殺)の事実を知ったならどうしますか?

 僕なら、まず国連の公の席でロシアの理事に次のように問題提起させるでしょうね。「我々は重大かつ残念な事件を知ってしまった。ウクライナの大統領とその側近によるロシア系住民のジェノサイド(大量虐殺)があった。確たる証拠もある。何年何月、○○村において、住民60人が殺害された。確かな証拠は以下の通り。□□□」。

 これだけでよいのである。その後の進展は以下の通り。

国連議長「その話は本当かね。極めて重大な発言だよ。」

ロシアの理事「内容は先ほど述べたとおりであります。」

国連議長「ウクライナの委員。この話は本当かね?」

ウクライナの委員「知りません。本当なんですか?」

 

 この話はビッグニュースとしてすぐさま世界中に知れ渡る。当然、ウクライナ国内は大騒ぎ。「我々が選んだ大統領がそんな事をするなんて!」「信じられない」「どうゆうことだ!説明しろ!」。説明を求めてウクライナ大統領府には大勢の国民が押し掛ける。ウクライナの人達の事は良く知らないが、いくら犠牲者がロシア系住民だとしても大量虐殺を許すはずはない。(プーチンは「犠牲者は住民」と言っていたよね。)

 

 もし本当にウクライナの大統領とその側近がジェノサイド(大量虐殺)を実行したのなら大統領府に立てこもって出てこない。しかし、そんな籠城(ろうじょう)作戦が何か月持つか。この寒い季節の中で電気、水道は止められ、守る兵もいない。持ちませんよ。頑張ってもせいぜい1か月。

 ジェノサイド(大量虐殺)が本当の話なら、ミサイルや戦車は1台も必要ない。ウクライナに攻め込む必要は全くない。

 ロシアの大統領の立場としては、ただ、ありのままの話をそのまま国連の場で理事に話をさせ、ただ1か月じっと待つだけ。1丁のライフルさえも要らない。

 ロシア兵士も一人も死なないし、経費も使わないし。自分の地位もそのまま安泰。

 ロシアの名も下がらない。SWIFTのようなとても厳しい経済制裁もない。

 

 ジェノサイド(大量虐殺)が本当の話なら、誰だってまずこのシナリオを想像するし、実際そうなる。

 

 

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