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過密都市東京ー地震でどうなる?

 3.11大震災での気仙沼を見れば、もっと過密な東京はもっとひどいことになるのは間違いない。非難する場所がない、防火地帯がないーということで都心のあちこちの火事は有毒ガスをたくさん出し続けるだろう(道は寸断され大渋滞も重なって消防車などは容易に動けないと予想する)。そしてその有毒ガスは東京中を覆うかもしれない。最近の都市型火災の犠牲者は火ではなく煙ー有毒ガスにやられて亡くなる人がほとんどだ。
 なぜ、こんなにも過密なのかーそれは、ちょっと大きな企業になるとみな東京に本社を置きたがるからだ。あくまでも地方に本社を置く企業でも東京支社は絶対ほしい。東京都○○区〜というたった1つの住所が欲しいがためだけに高い地価の東京に無理して自社ビルを立てる、あるいは間借りしているーというのが実情だ。おかげで地価は高騰し固定資産税はべらぼうに高くなった。結果、東京都の財政は豊かになった。その予算6兆1千億円は韓国1国の国家予算と同じだそうだ。しかし、金はあるが土地がない、あってもとんでもなく地価が高いから何かやりたくても大きなプロジェクトは非常にやりにくいーというのが実情のようだ。
 そこで1つ提案なのだが、東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城を1つにして中央府とするのはどうだろう。住所は中央府千葉区船橋市〜というような感じだ。企業は「東京」という名前にこだわるので東京という名称は無くしてしまう。板橋区は中央府板橋区だ。国会議事堂および各省庁ビル、皇居は霞ヶ浦のほとり、大きな港も霞ヶ浦の中へ作る(韓国釜山並みの巨大港も可能ではないか)。最初に6車線の幅広道路や大きな公園をあちこち作っておけば、それが十分な防火線になる。火事が起きても霞ヶ浦の水がふんだんに使える。さらにイタリアのベニスのように水路を多く張り巡らせれば消防の給水拠点、さらに防火、またヒートアイランド対策にもなる。つまりかなり理想的な整備された計画都市ができるだろう。建設資金は現在の永田町ほか都内各地に点在する政府機関敷地と皇居を都に売却(10年くらいの月賦)すれば基金にはなるはず。成田空港も近くなるし、企業もだんだん旧東京から離れて広い平地のある南茨城へ本社、支社を構えるようになる。実現すれば空前の建設ラッシュとなり、景気も一気に良くなるだろう。

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